皆さんが「薬剤師になりたい」と思ったきっかけは何ですか。
「子どものころ入院していた病院の薬剤師さんに憧れて」「学生のころから化学が好きだったから」「進学を考える際に親にすすめられて」「家族や親戚が医療関係者だから」など、さまざまな理由があると思います。
ここで最近の子どもたちに人気の職業を見てみましょう。

株式会社キッズスターが2~7歳の子どもを対象に実施したアンケート調査「なりたい職業ランキング」によると、男児のなりたい職業第1位は警察官、2位はバス・電車の運転士、3位はサッカー選手。一方、女児の1位はケーキ屋さん、2位はアイドル、3位はお花屋さんという結果でした。医師や看護師は10位以内に入っているにも関わらず、残念ながら薬剤師はトップ10にランキングしていませんでした。

しかし、同調査において子どもの親に聞いた「親が子どもに就いてほしい職業」を見ると面白い結果が出ています。

【親が子どもに就いてほしい職業ランキング】(株式会社キッズスター調べ)
1. 子どもがなりたいもの
2. 公務員
3. 薬剤師
4. 医師
5. 看護師
6. 保育士
7. 弁護士
8. 建築士
9. 会社員
10. 警察官

なんと薬剤師は医師や看護師を抜いて3位と大健闘。1位の「子どもがなりたいもの」を除く2位以降は、いわゆる「安定した」職業が目立ちました。さまざまな職業がある中から薬剤師が3位に輝いたという結果から、子どもを持つ親にとって薬剤師が信頼・尊敬できる職業と見なされているのではないでしょうか。また、学生を対象とした「薬剤師体験」を開催する企業が増えていたり中学校で「くすり教育」が導入されたりと、子どもやその親が薬剤師と関わる機会が増えています。

子どもが「なりたい職業」と、親が子どもに「就いてほしい職業」に当然差がありますが、薬剤師の皆さんが地域の人々と積極的に関わることで、薬剤師が今より身近な存在になり「◯◯さんみたいな薬剤師さんになりたい!」という未来の薬剤師誕生に貢献できるかもしれません。子どもにとって「薬剤師」が憧れの職業になるかどうかは、患者と日々接している薬剤師の手にかかっているのです。

薬キャリ編集部A.K.

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