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人間関係気まずい イメージ図

職場の人間関係で悩む薬剤師は少なくありません。1日中同じメンバーで働くため、お互いの欠点にばかり目が行きがちですし、一人でも気が合わない人がいると職場全体がギスギスしてしまいます。今回は人間関係にお悩みの方に向けて職場の人間関係を良好に保つための2つのヒントをご紹介します。

受け取るスキルを身につける

言葉の受け取り方を工夫することは、人間関係の悩みを減らす第一歩です。では、上手な受け取り方とはどのようなものでしょうか。以下のシチュエーションを例にとって考えてみましょう。

例)仕事でミスをしてしまったあなた。同僚に以下のように指摘されました。
――「Aさん(あなた)、間違っているよ。気をつけてね。」

同僚からこのように指摘された際、あなたはどのように捉えますか? これは相手との関係性や発言のニュアンスによって言葉の捉え方は大きく異なります。あなたと相手との間に信頼関係が構築されている場合は、その忠告をすんなり受け入れられるでしょう。しかし、そうでない相手の場合、多少なりとも心にわだかまりが生まれるかもしれません。
こんな時はあくまで「自分の行動に対して注意を受けた、意見をされた」と考えることをおすすめします。というのも、苦手な人に注意されたというだけで「あなた、間違っているよ」という言葉を「あなたという”人格”が間違っている」と無意識的に解釈してしまうからです。「自分は仕事ができないダメ人間である」と人格を否定されたと相手に反感を抱き、結果的に関係の悪化を招いてしまうのです。

中には「そんなこともできないのか」と直接、人格否定につながるような言葉を発する人もいます。その場合にも「否定されたのは自分自身ではなく、自分の行動である」という意識を持ちましょう。残念ながら、相手のことを思いやりながらうまく意図を伝えられる人は世の中にそう多くいません。良好な人間関係を築くには自分の意識を変えるのが一番の近道なのです。

また、受け取るスキルと同様に重要なのが伝えるスキルです。相手に何かを指摘する際、その対象を「(人格ではなく)相手の“行動””」であると明確に伝えることでコミュニケーションにおける解釈の行き違いが減り、余計なわだかまりの防止につながります。自分がされて嫌なことを他人にしないというのは人間関係の基本ですが、日常生活においては忘れてしまいがち。前述の2つのスキルをトレーニングすることが、円滑なコミュニケ―ションを構築するための第一のヒントです。

断るスキルを身につける

もう一つのヒントは断るスキル。苦手な人に何かをお願いされた際、どうにかして角を立てずに断りたい――。こんなことはありませんか? 相手とのわだかまりを極力つくらずにうまく断るには「はっきり断り、はっきり理由を述べる」ことが大切です。相手に気づかうあまりあいまいな返事をしがちですが、逆に相手を苛立たせてしまい、よい結果は生まれません。はっきり断ったうえで何故ダメなのかを明確に伝えてください。そして、協力はできないけど声をかけてくれたことには感謝をしているという気持ちを伝えましょう。「せっかく声をかけてくれたのに……」といった前置きも入れることが大切です。

それでも相手が食い下がる場合は代案を提示します。例えば「今回は●●があるからできないけど、来週なら調整しやすいかも。ごめんね。」などと言えば角が立ちにくいです。それから、断るスキルにおいて忘れてならないのは、相手の要件を最後まで聞いてあげることです。話を最後まで聞いていないのに断るのは相手の気分を害してしまいますから注意しましょう。

「相手を変える」のではなく「あなたが変わる」

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人間関係に悩むと「あの人がいなければ……。」「あの人が変わってくれれば……。」などと、どうしても相手の行動や態度に対して変化を求めてしまいがちです。しかし、相手を変えることよりも、自分自身の考え方を変えることの方がずっと簡単。人間関係のストレスを軽減したいなら、今回ご紹介した2つのヒントをもとに、まずは自分の中で変化を起こしてみてください。あなたの変化は相手にも伝わり、きっと良い結果をもたらすことでしょう。

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