Yahoo!ニュースは、「院内処方と院外処方、どちらがいいと思う?」と題し、医薬品の院内・院外処方に関する意識調査を行った。

インターネットによる調査期間は2015年4月18日~5月8日の3週間。
回答数は18万2612票。このうち「院内処方がいい」は13万5614票(74.3%)、「院外処方がいい」は4万6998票(25.7%)となり、「院内処方がいい」と回答する人が圧倒的に多い結果となった。
回答者のコメントは以下の通り。

【院内処方派の意見】
・体調不良なので2軒もまわりたくない
・治療費が二重にかかる。安くするために院内薬局がいい
・薬剤師に相談しても「ドクターに聞いてください」と質問を交わされることがあるため、院外の意味が見出せない

【院外処方派の意見】
・院外だと他の医療機関にかかった際にも飲み合わせなど見てくれる
・大学病院では薬の引き受けだけに1時間以上待ったが、院外薬局に変えると15分で受け取りができた
・たとえ薬局が混んでいても、処方せんを出しておけば外で時間を潰せるので院外薬局は利便性が高い

院内・院外薬局について、それぞれのメリット・デメリットがあるのは事実。
院内処方支持派のコメントを見ると、費用や待ち時間といった理由に加えて、「院外の薬局で薬剤師からわざわざ薬を受け取る意味を感じない」という理由もあり、薬剤師の役割がうまく患者に伝わっていないことが分かる。薬剤師の方々には、ぜひこれらの意見も「自分たちへのメッセージ」として真摯に受け止めてほしい。
また、2015年4月2日付けの薬キャリ通信でも疑義照会と医薬分業の関係性について紹介した

規制改革会議でも医薬分業についてその是非が問われている。
薬局や薬剤師をとり囲む環境は変化の渦中にある。ただ、その変化をつくるのは薬剤師自身だということを忘れてはならないだろう。

薬キャリ編集部A.K.

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