認可保育園の平均費用はいくら?
厚生労働省が発表した「地域児童福祉事業等調査」のデータによると、1世帯における子ども1人あたりの保育料は0円~70,000円前後、平均すると20,491円でした。居住地や世帯所得、子どもの年齢等によって、保育料に大きく差が出てくるようです。

※ 厚生労働省「平成24年地域児童福祉事業等調査」
厚生労働省が発表した「地域児童福祉事業等調査」のデータによると、1世帯における子ども1人あたりの保育料は0円~70,000円前後、平均すると20,491円でした。居住地や世帯所得、子どもの年齢等によって、保育料に大きく差が出てくるようです。
※ 厚生労働省「平成24年地域児童福祉事業等調査」
※ それぞれの条件は、自治体ごとに異なります。ここでは、東京都中央区の例を掲載しています。
保育短時間 | 保育標準時間 | |
就労形態 | 主にパートタイム就労を想定 | 主にフルタイム就労を想定 |
保育の必要性 | 120時間未満/1カ月 | 120時間以上/1カ月 |
施設最大利用可能時間 | 8時間/1日 | 11時間/1日 |
指定の時間以上利用する場合は、延長保育料がかかります。その他、保育利用時間や就労時間の規定は自治体や各保育園によって異なります。
また、保育料を支払うことが困難な家庭の場合は減免制度もありますので、詳しくはお住まいの自治体にご確認ください。
それでは、以下3つのケースを元に、認可保育園の保育料がいくらになるかを確認してみましょう。
※ ここでは、東京都中央区、大阪市、名古屋市の例を掲載しています。
<ケース1>世帯年収 約600万円、所得割額236,000円となった場合
<ケース2>世帯年収 約800万円、所得割額365,000円となった場合
<ケース3>世帯年収 約1000万円、所得割額481,000円となった場合
保育料の例(3歳未満児、保育標準時間の場合)
世帯年収 | 東京都 中央区 |
大阪市 | 名古屋市 |
約600万円 約600万円 |
23,500円 | 50,700円 | 42,700円 |
約800万円 約800万円 |
37,100円 | 61,700円 | 63,400円 |
約1000万円 約1000万円 |
45,900円 | 65,900円 | 63,900円 |
※ ここで算出した金額は、あくまでも参考値です。保育料の対象となる所得割額は、各種保険の控除額や住宅ローンの有無などによって変わります。また、自治体により計算方法が異なります。
世帯ごとに状況が違うため、詳しくは自身の所得割額と照らし合わせるか、お住まいの自治体にご確認ください。
認可外保育園、いわゆる無認可保育園の場合は、各保育園ごとに料金が設定されており、認可保育園に比べて保育料が高いケースがほとんどです。
ただし、東京都の認証保育所のように、自治体が独自の基準を設定して認証している保育所もあります。その場合は、各自治体が保育料を補助しているため、他の無認可保育園よりも保育料が安くなります。
また、自治体によっては、認証保育所と認可保育園の差額をある程度補助する制度が用意されている場合もありますので、詳しくは各保育園や自治体にお問い合わせください。
いざ保育料を計算してみたら予想よりも高く、復帰後のママの収入から差し引くと、手元に残るのはわずか…なんてこともありますよね。
薬剤師の場合は年収や時給が高いため、世帯所得も上がり、保育料も割高になりがちです。しかしながら、復帰した先輩ママたちからは、家庭以外に社会との繋がりが持てる、スキルを生かせるなど、収入面以外にも産後復帰してよかったという声を多く耳にします。
また、薬剤師は時短勤務や週2、3日勤務の求人も多く存在します。勤務時間などの労働環境に融通をきかせやすいため、子育てと仕事の両立がしやすい職業です。せっかく取得した資格なので、働きたい意志がある場合は、産後も生かせるといいですよね。保育料やご自身の収入はもちろん、理想的なワークライフバランスも考えて、納得のいく仕事復帰を目指しましょう。
産後のお仕事を探されている方には、ママ薬剤師が働きやすい職場をご紹介しています。ぜひお気軽にご相談ください。
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