産休・育休とは?期間・給付金額の自動計算と知るべきポイント
- 産休・育休について、いつからどのくらい取れるか基本を確認しよう。
- ママ薬剤師に話を聞いて、復帰後の働き方をシミュレーションすることがおすすめ。
- 薬剤師の場合、産休・育休が取りやすい職場に転職するのもひとつの方法。
「産休・育休はいつからいつまで取れる?」「その間の収入はどうなる?」「産休にお得な取り方はあるの?」など、働く女性が妊娠した場合、気になることがたくさんありますよね。このページでは、出産予定日などの情報を入力するだけで、産休・育休期間、支給される給付金の金額と支給時期を自動で計算できます。さっそく確認してみましょう。
産休・育休の期間
| 産休 |
| 産前休業 |
~
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| 産後休業 |
~
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| 育休 |
| 育児休業 |
~
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※ 双子以上出産の場合、産前休業は出産予定日の14週間前からとなります。
※ 出産日が予定日からずれた場合、出産日は産前休業に含まれます。
受け取れる給付金額
| 出産育児一時金 |
420,000 円 |
| 出産手当金(総額) |
円 |
| 育児休業給付金(総額) |
円 |
※ 双子以上出産の場合、出産育児一時金は子ども一人につき420,000円を支給されます。
給付金を受け取れる時期
| 時期 |
出産手当金・育児休業給付金 |
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円 |
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円 |
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円 |
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円 |
※ 出産育児一時金は、「直接支払制度」「受取代理制度」を利用すると、出産費用支払い時に差し引かれます。
※この自動計算は、あくまでも目安になります。給付金額は条件やお住まいの地域により変わります。
また、給付金を受け取れる時期は申請日により変わりますので、ご注意ください。
ママ薬剤師が産休・育休制度について押さえるべきポイント
「産休」「育休」はよく耳にしますが、何が違うのか、取得の条件は、いつからいつまで取れるのか、休みの取り方に違いがあるのかなどについてはよくわからないのが実情ではないでしょうか。
まずは、出産や育児に伴う休みの期間と給付金についてまとめました。
産休とは?
産休の正式名称は「産前産後休業」で、労働基準法で定められた、出産前後の母体を保護するための休みです。
パートや派遣も含めた働いている女性が対象で、会社は原則として取得を拒否できません。
心身を回復し、安心して出産・育児に備えるための制度です。
何日前から取れるのかや産休の期間については以下の通りです。
| 正式名称 |
産前・産後休業 |
| 休業期間 |
産前休業:出産予定日前の6週間*
産後休業:出産の翌日から8週間
* 双子以上妊娠の場合、産前休業は出産予定日前の14週間 |
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育休とは?
育休の正式名称は「育児休業」で、育児・介護休業法に基づき、原則として1歳未満の子を育てるために取得できる休業制度です。
男女ともに取得可能で、近年は男性の育休取得も増えています。
育休がいつからいつまで取れるのかについては、以下の通りです。
| 正式名称 |
育児休業 |
| 休業期間 |
産後休業終了日の翌日から子どもが1歳になるまで
※ 保育所に空きがなく、子どもが待機児童になった場合など一定の要件を満たすと、最長2歳まで延長可 |
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出産育児一時金とは?
健康保険の被保険者や被扶養者が出産した際に支給されるお金です。
出産は病気ではないため健康保険が適用されず全額自己負担となりますが、その高額な費用の負担を軽減するために給付されます。
| 目的 |
出産による家計の負担を軽減するための制度 |
| 対象者 |
健康保険加入者 |
| 支給金額 |
子ども1人につき42万円が支給されます。
※ 在胎週数が22週に達していないなど、産科医療補償制度加算対象出産ではない場合は、40万4千円 |
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出産手当金とは?
勤務先の健康保険(社会保険)に加入している本人が、産休中に給与の支払いが受けられない場合に支給される手当です。
国民健康保険の加入者や、家族の扶養内で働いている場合は対象外となります。
| 目的 |
出産のため働くことのできない、産休期間の生活をサポートする制度 |
| 対象者 |
社会保険加入者 |
| 支給金額 |
産休(産前休業・産後休業)中に標準報酬日額*の3分の2が支給されます。
* 賃金額を基に個人ごとに定められている「標準報酬月額」の30分の1 |
| 支給時期 |
産前・産後それぞれを申請した場合、申請から数週間前後で支給されます。産前・産後の分を一括で申請することも可能ですが、その場合は出産から支給まで4カ月前後かかるケースもあります。 |
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育児休業給付金とは?
育休中の生活を支えるために雇用保険から支給される給付金です。
一定条件を満たした雇用保険加入者が対象で、女性だけでなく男性も受給できます。
また、2025年より「出生後休業支援給付」が新設され、子どもの出生後一定期間内に、夫婦がともに育休を14日以上取得した場合には、休業開始時賃金日額の13%相当額が最大28日間上乗せされて支給されます。
育児休業給付金の計算方法は以下の通りです。
| 目的 |
育児のため働くことのできない、育休期間の生活をサポートする制度 |
| 対象者 |
雇用保険加入者
※ 休業開始前2年間に雇用保険の被保険者期間が12カ月以上ある必要があります。
なお、出勤日数が11日未満の月は除きますので、入社から間もない方や欠勤が多い方は期間が足りない場合があります。 |
| 支給金額 |
育児休業開始日~180日目までは、休業開始前の賃金の67%、181日目~育児休業終了日は50%が支給されます。 |
| 支給時期 |
第1回目申請後、2カ月ほどで支給されます。第2回目以降は、2カ月に一度、2カ月分が申請後10日ほどで支給されます。 |
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ママ薬剤師のお悩み相談「産休・育休」篇
ただでさえ出産や育児はわからないことが多いものですが、ママ薬剤師として仕事との両立が本当にできるのかどうか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ママ薬剤師が感じる産休や育休に関する疑問にお答えします。
- 産後、今の職場で育児と両立できるか不安です。
- 今の職場や身近に、産休・育休取得後復帰された先輩ママはいますか?
特に1人目の妊娠中は子育てしながら仕事をするイメージがわかず、何かと不安になるものです。
仕事と育児の両立生活について、1日のスケジュールや両立のコツなどを産休・育休中に聞いてシュミュレーションしておくとよいでしょう。
現職だと職場が遠い、仕事時間が長いなどの問題で、どうしても両立が難しい場合もありますよね。そういう場合、思い切ってママ薬剤師が多く活躍している、育児と両立しやすい職場に転職したママ薬剤師もいます。
育休取得後の転職を検討している方は、産休・育休中の時間がある時に求人を探してみましょう。
子どもの預け先が決まっていなくても、転職活動することは可能です。
- 勤務先で産休・育休を取得した人がいません。妊娠を報告したら嫌がられそうだし、ちゃんと産休・育休がとれるか不安です。
- 妊娠・出産、そして産休・育休の取得を理由とし、女性労働者に対し不利益な取り扱いをすることは法律で禁じられています。
また、解雇や減給、降格などの辞令に加え、不利益な配置の変更を命じることも禁止されています。
ただ、人数の少ない調剤薬局や病院で勤務している場合など、自分の妊娠を言い出しにくいという声をよく聞きます。
出産後も仕事を続けていきたいのであれば、きちんと会社側と話し合いをしておくことが重要です。
特に産休・育休を取得したママ薬剤師のいない職場だと、会社側の準備に時間がかかることが考えられるため、育休産休制度の条件について確認し、できるだけ早めに相談するとよいでしょう。
- 今の職場に勤務して1年未満で妊娠しました。産休・育休はとれますか?
- 産休はどなたでも取得することができます。
育休の取得には、以前は「産休取得までに1年以上雇用されている」という条件がありましたが、現在は法改正により勤続1年未満であっても育休を取得することが可能となっています。
ただし、パートや契約社員、派遣といった有期雇用の場合は、育休取得には「子が1歳6カ月になるまでに契約満了が明らかでないこと」などの条件があるため、早めに契約内容を確認しましょう。
「転職したばかりにもかかわらず妊娠が発覚して…」という薬剤師のプレママは、派遣スタッフとして働き、育休取得を目指すのも一つの手です。
育休を取得できれば、働いていない状態に比べ、保育園の入園も有利になります。
有期雇用で働いていて1年未満で妊娠した方も、育休取得の条件を確認して、育休をとれる方法を探してみるとよいでしょう。
産休・育休を味方にして、安心して出産・育児に備えよう
妊娠が判明したら、うれしい反面、出産準備の他にも、産休や育休など関連する制度や給付金を調べたり、出産後の働き方を考えたり…いろいろとわからないことや悩むことがありますよね。
ママ薬剤師になっても無理なく働き続けられるように、国もさまざまなサポートを充実させています。
育児支援に関する法律は毎年のように改正されています。ぜひ、この記事を参考に、もらえる給付金の金額を確認して、最新の情報を収集してみてくださいね。