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薬学生インターンシップ体験談 ドラッグストア編

就職前に企業で就業体験ができるインターンシップ。
志望企業のインターンシップに参加してイメージとギャップがないか確認したり、情報収集が足りていなかった業種のことを深く知れたり、インターンシップをうまく活用することで就職活動の成功はぐっと近づきます。
ここでは、実際にインターンシップに参加した先輩の体験談をヒアリングしました。先輩たちがインターンシップに参加した理由や活用法を参考に、自分のインターンシップ先を選んでみてください。

  • プロフィール
  • K大学 5年生
  • 佐藤愛さん (仮名)
  • 志望業界:ドラッグストア業界
  • 10:00~12:00処方・監査を中心に調剤業務に関する座学
  • 13:00~15:00監査業務の体験
  • 15:00~16:00店舗見学、解散

インターンシップに参加しようと思った理由
志望業界の現場に詳しくなりたい

私にとって理想の薬剤師とは、「医療用医薬品だけでなく、OTC医薬品や衛生用品」についても精通している薬剤師。そのため、これらを網羅できるドラッグストア業界に関心をもっていました。
ドラッグストアは実務実習で体験できないため、現場を知るためにはインターンシップへの参加が必要だと考え、同じ企業の別プログラムを含めて合計10回以上のインターンシップに参加しました。

インターンシップ先の企業を選んだ理由
就活イベントで「働きたい」と思えた企業を選択

10社以上のインターンシップに参加しましたが、手当たり次第に選んだわけではありません。
就職活動にかけられる時間は限られていますし、せっかくインターンシップに参加するならば、就職する可能性がある企業に絞るべきだと考えました。
そのうえで、私が重視したのは「経営方針に共感できるかどうか」です。就活イベントを通じて、「患者さんを第一に考えている」と感じられた企業のみを選びました。

インターンシップの内容
過誤を防ぐシステムづくりに感銘

私にとって印象深かったインターンシップは、実際の調剤マニュアルを用いた監査業務体験でした。
その企業は調剤過誤ゼロを掲げ、人によるダブルチェックに加えてIoTを使ったチェックも実施していました。印象的だったのは、薬剤師の努力に頼りきるのではなく、「過誤が起こり得ないシステムづくり」を目指していたこと。
注意深く監査するのは当然ですが、ヒューマンエラーはどうしても発生します。しかし、こうした体制が整備されている職場なら、新卒の自分でも安心して仕事ができそうだと思えました。

業界・インターンシップ先への志望度の変化
現場を知ったことで、希望が確信に変わる

インターンシップ先への志望度は就活イベント参加時より確実に高まりました。
就活イベントで「店舗当たりの処方箋枚数が多い」と言われてもイメージしづらかったですが、実際に店舗見学で調剤スペースの混み具合や働く薬剤師の様子を見るなかで、十分に調剤業務を経験できることが確信できました。

後輩に伝えたいこと
他大学の薬学生と交流し「焦る」ことがプラスになる

インターンシップ先の企業について深く学べることも大切ですが、インターンシップは他大学の薬学生と情報交換できる貴重な機会でもあります。
私は4年生の頃からインターンシップに参加し、大学の友だちに比べて就職活動の進め方は一歩リードしている自負がありました。しかし、5年生の夏に参加したインターンシップで他大学の薬学生と話すなかで、自分が感じていた「リード」など大したものではないと気づき、改めて真剣に就職活動に取り組むことができました。

「実習が忙しいから就職活動は後回し」「まだ焦らなくても大丈夫」と就職活動を後回しにしがちな人も、逆に自分の就職活動の進捗に自信がある人も、インターンシップで就職活動に積極的な薬学生と交流することは、自分を客観的に見るきっかけになるはずです。インターンシップの参加に迷っているならば、是非思い切って参加することをおすすめします。

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