なの花薬局(メディカルシステムネットワークグループ)
調剤スペシャリスト志向
“不出来”だった自分だからこそできる教育がある
廣瀬 隆
(ひろせ たかし)
株式会社メディカルシステムネットワーク
薬局事業本部
薬局教育部 副部長
腎臓病薬物療法単位履修修了薬剤師
腎臓病療養指導士
第一薬科大学卒業
廣瀬 隆(ひろせ たかし)
株式会社メディカルシステムネットワーク
薬局事業本部
薬局教育部 副部長
腎臓病薬物療法単位履修修了薬剤師
腎臓病療養指導士
第一薬科大学卒業
メディカルシステムネットワーク薬局事業本部の薬局教育部で副部長を務める廣瀬隆さんは、入社直後の自分を「勉強嫌いで不出来な薬剤師だった」と振り返ります。そんな廣瀬さんの転機となったのは、腎機能に関する社内講師役の任命、そしてある医師からの1本の電話でした。
Career Step
キャリアステップ
2005年 トータル・メディカルサービスに入社。さくら薬局行橋店(福岡県)に配属
2007年 さくら薬局門司店(福岡県)に異動
2008年 さくら薬局長府店(山口県)に異動。管理薬剤師に昇格
2010年 さくら薬局横代店(福岡県)に異動。管理薬剤師・薬局長に昇格
2015年 さくら薬局新宮中央駅前店(福岡県)に異動。管理薬剤師・薬局長に就任
2017年 トータル・メディカルサービス教育部会に参画(兼務)
2020年 メディカルシステムネットワーク事業部の教育セクション副部長に昇格。さくら薬局新宮中央駅前店の薬局長は引き続き兼務。認定実務実習指導薬剤師の資格を取得
2021年 腎臓病薬物療法単位履修修了薬剤師の資格を取得
2022年 メディカルシステムネットワークに転籍。薬局事業本部薬局教育部の副部長に就任。腎臓病療養指導士の資格を取得
Interview
インタビュー
“不出来”だった薬学生時代
なの花薬局(メディカルシステムネットワークグループ)では、新卒薬剤師に必ずメンターがついて親身にサポートしてくれます
Q. 
なの花薬局(メディカルシステムネットワークグループ)に入社した理由を教えてください
私が大学を卒業した2000年代前半は今とは大きく世相が異なっていました。就職活動の競争率は総じて高くなく、「いくつか内定をもらってから、ゆっくり選べばいいかな」という風潮すらありました。ですので、私も具体的なキャリアプランをもって就職活動と真剣に向き合っていたとは正直言えません。勉強も嫌いで、薬剤師としての夢や目標も見つけられていない状態でした。

そうした前提を踏まえたうえでなの花薬局(メディカルシステムネットワークグループ)を選んだ理由は、「離職率の低さ」「教育制度の充実」、そして「企業規模の大きさ」でした。離職率が低く教育制度がしっかりした企業であれば、新卒でも安心して働ける環境があると期待できますし、規模の大きな企業は、さまざまな人との出会いや仕事の幅を広げるチャンスがあるのではないかと思いました。
Q. 
実際に働いてみて入社前の印象とギャップを感じましたか?
いいえ、ギャップはありませんでした。実際、いまでもなの花薬局(メディカルシステムネットワークグループ)の3年未満離職率は5%程度と低い水準をキープしていますし、教育制度も年々進化を遂げています。新卒薬剤師は入社から4年に渡りフォローアップ研修で手厚いフォローを受けられますし、研究・学会発表を目指す人に向けた多種多様な研修が用意されています

また、仕事の幅を広げるチャンスという点では、グループ傘下のトータル・メディカルサービスからメディカルシステムネットワーク本部への誘いを受けたことが、それを証明していると思います。
腎臓に関する研修講師への任命が転機に
なの花フォーラムで学会発表のノウハウを得たことで、その後さまざまな専門学会にもチャレンジできました
Q. 
薬剤師という仕事との向き合い方に変化が生まれたのはいつでしたか?
一番大きな転機になったのは2015年に腎機能に関する社内研修の講師役に任命されたことでした。当時は腎臓に詳しいわけでもなく、慢性腎臓病の略称がCKDということも知らないくらいでした。なので、任命されたときは本当に驚きましたね。ですが、ここで一念発起したからこそ、薬剤師として一皮むけることができたのだと思います。

腎臓は糖尿病やCKDなどの生活習慣病に関係するだけでなく、さまざまな薬によって働きに影響を受けやすい臓器です。そのため、勉強すると日々の薬局業務でダイレクトに役に立ちます。

以前よりも患者さまの悩みが理解できるので、提案やアドバイスを通じて患者さまから信頼されるようになりました。すると仕事も勉強も楽しくなり、知識が増えてより患者さまとのコミュニケーションにも身が入る…と良いサイクルが回るようになったのです。それまでは勉強が嫌いで“不出来”な薬剤師だった自分が、自分でも驚くほど変わりましたね。なお、現在なの花薬局(メディカルシステムネットワークグループ)の薬剤師は腎臓・糖尿病に関する研修を必修で受講できます。その礎をつくれたことも誇らしいですね。
Q. 
講師役を担ううえで、苦労したことはありますか?
当時はメディカルシステムネットワークグループ全体の研修はあっても、グループ会社のトータル・メディカルサービスとしては教育・研修のノウハウがなかったため、社内に教育・研修文化を根付かせることが大変でした。研修で伝えていることがどれだけ質が高く、これからの薬剤師として重要なことなのかを証明するために、全社的な学術大会である「なの花フォーラム」に参加しました。ここで最優秀賞をいただけたことで、トータル・メディカルサービスの教育・研修文化の浸透が進みましたし、社員の働き方に良い影響を与えられる教育の楽しさにも気づけました。そして、私の本部への転籍というチャンスにもつながりました。
薬剤師の自己肯定感を高めたい
自慢のフォローアップ研修で対人業務を担える薬剤師に成長できます
Q. 
薬局事業本部の薬局教育部に転籍された今、目指している目標は何ですか?
私の大きな目標は「薬剤師の自己肯定感を高めたい」ということです。医師と患者さまの間で仕事をする関係上、板挟みになったり、厳しい言葉をかけられたりすることもあるので、人によっては自信をなくしてしまうんです。私自身、かつては自己肯定感が低い薬剤師の一人でした。ですが、そんな自分を決定的に変えてくれた忘れられないエピソードがあります。

2018年頃のある日、少し残業が伸びてしまい、夜まで仕事をしていたときのことです。これまで連絡をとったことがない透析関連病院の医師から電話がきました。話をうかがったところ、人工透析をしている妊婦さんが妊娠高血圧症となり、血圧コントロールがうまくいかず危険な容態とのことでした。当時はすでに腎臓について詳しくなっていたので、もっている知識を総動員して、文献や論文をあさり情報提供をしました。その甲斐があって、しばらくして「おかげさまで落ち着いた。ぜひあなたの名前を教えてほしい」と医師から感謝の電話をいただきました。その妊婦さんは無事、母子ともに問題なく初産を乗り越えることができたそうで、後日患者さまご本人から直接お礼のご連絡をいただきました。

少し大げさな表現ですが、この時「自分はこの瞬間のために薬剤師になったんだ」と実感しました。このエピソードを通じて伝えたいことは、私が特別優れているというわけではなく、薬剤師は患者さまの人生を守れる「すごい人」だということです。なの花薬局(メディカルシステムネットワークグループ)の薬剤師には、そうした誇りをもって働いてもらいたいですし、そのためにも私は教育・研修を通じて知識面のサポートに全力で取り組んでいきたいです。
Q. 
今後のキャリアの展望を教えてください
トータル・メディカルサービスからメディカルシステムネットワーク本部に転籍し、より多くの薬剤師に自分の知識・経験を伝えられる立場になりました。私は自分が勉強嫌いだったからこそ、同じような薬剤師の気持ちを理解できます。そんな人たちも薬剤師として誇りをもって毎日楽しく働けるような教育体制をつくっていきたいですね。
Message
薬学生へのメッセージ
なの花薬局(メディシスシステムネットワークグループ)のフォローアップ研修(入社1~4年目の研修)を終える頃には、対人業務を担う薬剤師として成長できます。そして、2022年からCP Step制度という教育制度が開始されました。これにより、薬学的なケアや取り組みを頑張った人はよりステップアップしていけるようになりました。頑張る人を応援する、そんな職場環境です。
なの花薬局(メディカルシステムネットワークグループ)