株式会社くすりの福太郎
マネジメント志向
「自分がいなくてもまわる」職場をつくる
川﨑 翔平
(かわさき しょうへい)
(かわさき しょうへい)
株式会社くすりの福太郎
営業本部 スーパーバイザー
営業本部 スーパーバイザー
星薬科大学卒業
川﨑 翔平(かわさき しょうへい)
株式会社くすりの福太郎
営業本部 スーパーバイザー
営業本部 スーパーバイザー
星薬科大学卒業
株式会社くすりの福太郎で活躍する川﨑翔平さんは、20代でスーパーバイザーに昇格しました。同社でも異例の早さで抜擢されたポイントは「誰でもすぐにできるようになる」職場づくりでした。
Career Step
キャリアステップ
2015年 | OTC専任薬剤師として入社 |
---|---|
2017年 | 市川駅前店(千葉県)店長に昇格 |
2020年 | スーパーバイザーに昇格 |
Interview
インタビュー
「こうしたら上手くいくのに」の意識をもって業務
Q.
川﨑さんがくすりの福太郎に入社した理由を教えてください
実務実習を通じて病院や薬局で働くやりがいは感じていましたが、それ以上に健康相談を通じてお客さまの健康維持や予防に直接貢献できるドラッグストア業界に魅力を感じていました。
また、働くからにはキャリアアップを目指したいと考えていたので、自分の考えを提案できるチャンスが多いことが決め手になり、くすりの福太郎に入社しました。実際に働き始めてからも、自分のやりたいことや考えをアピールすることを歓迎する社風だと感じています。
また、働くからにはキャリアアップを目指したいと考えていたので、自分の考えを提案できるチャンスが多いことが決め手になり、くすりの福太郎に入社しました。実際に働き始めてからも、自分のやりたいことや考えをアピールすることを歓迎する社風だと感じています。
Q.
新卒入社から3年で店長に昇格されていますね?
仕事をしていくと、誰しも「こうしたら効率的に業務できるな」とか「もっとお客さまによろこんでもらえるな」という気づきがあると思います。私の場合、新入社員の時代から店長に疑問をぶつけたり、自分なりの改善案を提案したりしていました。
今になって思うと、店長から見たら相当うるさい部下だったと思います。それでも、嫌な顔ひとつせず根気よく話を聞いて、採用すべきところは提案を受け入れてくださいました。そして、いくつか取り組みの成果も出たところで3年目に店長職に引き上げていただきました。
当時の店長の懐の大きさはもちろんですが、会社説明会で聞いていた通り「自分の考えを提案できる」という企業文化は本当だと実感しましたね。
今になって思うと、店長から見たら相当うるさい部下だったと思います。それでも、嫌な顔ひとつせず根気よく話を聞いて、採用すべきところは提案を受け入れてくださいました。そして、いくつか取り組みの成果も出たところで3年目に店長職に引き上げていただきました。
当時の店長の懐の大きさはもちろんですが、会社説明会で聞いていた通り「自分の考えを提案できる」という企業文化は本当だと実感しましたね。
Q.
店長昇格後はどんな取り組みに力を入れましたか?
最も力を入れたのは、アルバイトを含めたスタッフへの教育です。たとえば、お客さまがお会計を終えたときに、「ありがとうございました」と言うのか「お大事に」と言うのか。私が客の立場で具合が悪いとしたら、「お大事に」と声をかけてもらえたほうが心が温まります。細かい話に聞こえるかもしれませんが、こうした一つひとつの行動の積み重ねでお客さまにリピートしていただけるかは大きく変わります。
ほかにも、こうした心がけをはじめ、品出しや陳列の優先度や備品の発注などのマニュアルも整備しました。アルバイトのスタッフは基本的に1~4年で替わっていくため、マニュアル化して「誰でもすぐにできる」状態にすることが大切だからです。
ほかにも、こうした心がけをはじめ、品出しや陳列の優先度や備品の発注などのマニュアルも整備しました。アルバイトのスタッフは基本的に1~4年で替わっていくため、マニュアル化して「誰でもすぐにできる」状態にすることが大切だからです。
店長発表会で最優秀賞を獲得し、SV職へ抜擢
Q.
こうした店長時代の取り組みは社内でも高く評価されたそうですね?
光栄なことに、全店舗の店長が好事例を共有する「店長発表会」という社内イベントで最優秀賞をいただきました。自分の取り組みが評価され、他の店舗でも取り入れていただけたことは嬉しかったですね。また、この発表会を契機にスーパーバイザーへの昇格を検討いただけたようで、キャリアアップの道も拓けました。
Q.
スーパーバイザーへの昇格を打診されたときはどんな気持ちでしたか?
昇格を打診されたのは突然だったので、本当に驚きました。当時29歳で、うれしい気持ちは当然ありましたが、自分より経験豊富で年上の店長たちの上司になることに大きなプレッシャーを感じました。2週間ほど悩みましたが、最終的には、自分の成長が会社の成長にもつながるのだと思いチャレンジしようと決心しました。
Q.
異例の早さでの昇格でしたが、会社から教育・研修などの支援はありましたか?
はい、くすりの福太郎もツルハホールディングスも教育・研修制度がかなりしっかりしているので、積極的に研修を受けられた点は安心できました。それぞれ昇格したときに受けた「店長育成研修」「スーパーバイザー研修」では心構えや実務を学べました。また、昇格してからも店長時代は「店長会議」、スーパーバイザー時代は「拡大営業会議」で全店舗の好事例や業界の最新知識を得ることができます。部長職の方々も積極的に研修や教育の場に参加しており、こうした勉強熱心なところもくすりの福太郎の社風と言えます。
「自分だけできる」ではなく「自分がいなくてもまわる」職場が理想
Q.
スーパーバイザーとして働くなかで苦労はありますか?
スーパーバイザーという仕事は「伝え方」が大事な仕事だなと痛感しますね。私はいま13店舗を管理していますが、店舗ごとに状況は違うし、店長にもそれぞれ個性があります。だからこそ、数字や目標だけで判断するのではなく日頃から店舗に足しげく通い、コミュニケーションをよくとることを心がけています。
Q.
今後のキャリアの展望を教えてください
新入社員の頃から「自分だけ高いクオリティの仕事ができる」状態よりも、「自分がいなくても高いクオリティの仕事ができる」状態のほうが良いという考えで取り組んできました。この考えはスーパーバイザーになった今でも変わりません。私個人がより良い接客を追求することと並行して、それぞれの店舗が良い接客をできるような体制づくりをしていきたいです。
株式会社くすりの福太郎