株式会社くすりの福太郎
マネジメント志向
くすりの福太郎は「上司が頑張りを見てくれる会社」
髙田 裕子
(たかだ ゆうこ)
(たかだ ゆうこ)
株式会社くすりの福太郎
人材採用部 部長
人材採用部 部長
北里大学卒業
髙田 裕子(たかだ ゆうこ)
株式会社くすりの福太郎
人材採用部 部長
人材採用部 部長
北里大学卒業
株式会社くすりの福太郎人材採用部の髙田裕子部長は、新卒で入社して以来、24年間同社で活躍している、まさに生え抜きの社員です。これまでのキャリアの歩みについてうかがいました。
Career Step
キャリアステップ
1998年 | OTC専任薬剤師として入社 |
---|---|
2000年 | 調剤部へ異動。調剤専任薬剤師として勤務 |
2001年 | 東京都に新店の立ち上げ。薬局長に昇格 |
2005年 | スーパーバイザーに昇格 |
2010年 | 能力開発部へ異動。課長に昇格 |
2016年 | 薬事教育部へ異動。2018年、部長に昇格 |
2021年 | 人材採用部へ異動 |
Interview
インタビュー
「ドラッグストアマインド」で調剤薬局でも活躍
Q.
髙田さんが福太郎に入社した理由を教えてください
当時は薬学生の就職先としてドラッグストアが人気でした。私自身もアルバイト経験から接客の面白さを感じており、幅広い年代のお客さまのお悩みに応えたいという思いからドラッグストア業界で就職活動をしました。
もともとキャリア志向というよりはプライベートとの両立を重視していたので、地域集中出店で地元に出店が多く普段から利用していた福太郎に入社しました。
もともとキャリア志向というよりはプライベートとの両立を重視していたので、地域集中出店で地元に出店が多く普段から利用していた福太郎に入社しました。
Q.
2年後に調剤部へ異動されていますが、これは一般的なのでしょうか?
いえ、一般的なキャリアパスではありません。お客さまから健康相談を受けるなかで、飲み合わせや副作用など、医療用医薬品の知識をつけたいと思い調剤部への異動を希望しました。当時心がけていたのは、調剤薬剤師としての経験を積むだけでなく、ドラッグストアで培ったノウハウやマインドを薬局の仕事にも生かすことです。
たとえば、お子さまの待ち時間用に弊社公式キャラクター「ふくちゃん」の塗り絵を用意したり、季節イベントに合わせた店内装飾をしたりと、当時の薬局では珍しかった取り組みを積極的に提案して実践していました。ドラッグストア時代の経験から「顧客満足度を上げること」「利益を上げること」への感度が高まり、そして薬局の現場でも生かせたことが、その後のキャリアにもつながったのかなと思います。
たとえば、お子さまの待ち時間用に弊社公式キャラクター「ふくちゃん」の塗り絵を用意したり、季節イベントに合わせた店内装飾をしたりと、当時の薬局では珍しかった取り組みを積極的に提案して実践していました。ドラッグストア時代の経験から「顧客満足度を上げること」「利益を上げること」への感度が高まり、そして薬局の現場でも生かせたことが、その後のキャリアにもつながったのかなと思います。
上司や仲間に支えられながら、新店立ち上げに尽力
Q.
調剤部異動後、翌年には新店立ち上げを任されていますね?
はい、打診されたときは驚きましたが、当時の調剤部長から直々に「困ったらいつでも相談していい」と言っていただいたのでチャレンジしてみようと思いました。くすりの福太郎は現場を大切にする文化があるので、管理職と現場スタッフの風通しが非常に良いです。そのため、現場で意欲的に働いている人の努力が管理職の目に留まりやすく、昇格や抜擢のチャンスが多い社風なのです。この企業文化のおかげで、私も若手ながら新店立ち上げという成長機会をいただけたのだと思います。
Q.
新店立ち上げの際、部長や会社のサポートは大きかったですか?
当時、東京都にはくすりの福太郎は1店舗しか展開しておらず、私が2店舗目の立ち上げという状況でした。体系的なマニュアルや研修もなかったので、ことあるごとに部長や東京都1号店の薬局長に相談していましたね。まだ社用携帯も普及していない時代で、たくさんご迷惑をおかけしたと思いますが、丁寧に根気強く支えていただきました。
Q.
その後は本部へと異動されていますね?
はい、この異動を打診されたときは新店立ち上げのとき以上に悩みました。なぜなら、当時は結婚を考えていた時期でプライベートと仕事を両立できるか自信がもてなかったからです。
一方で、当時は薬剤師の本部職への昇格がまだ少なかったため、自分の昇格が未来の後輩薬剤師たちにとっての道標になれるならチャレンジしてみたいという思いもありました。
そして上司から「やってみて、できなかったら戻れば良い。責任はもつから」と言っていただけたので、ならばやれるだけやってみようと一歩を踏み出せました。くすりの福太郎は、困りごとがあったとき快く相談にのってくれる人が多いため、本部異動と結婚という人生の大きな変化も問題なく乗り切ることができました。
一方で、当時は薬剤師の本部職への昇格がまだ少なかったため、自分の昇格が未来の後輩薬剤師たちにとっての道標になれるならチャレンジしてみたいという思いもありました。
そして上司から「やってみて、できなかったら戻れば良い。責任はもつから」と言っていただけたので、ならばやれるだけやってみようと一歩を踏み出せました。くすりの福太郎は、困りごとがあったとき快く相談にのってくれる人が多いため、本部異動と結婚という人生の大きな変化も問題なく乗り切ることができました。
いまは上司として「チャンスを与える」ことがやりがい
Q.
本部に異動してからの業務内容を教えてください
本部では、まず能力開発部で全社員向けの基礎研修・教育に携わりました。その後、薬事教育部に異動し、調剤専任薬剤師と医療事務に特化した教育・研修の体制整備にも携わりました。また、薬剤師の教育について理解を深めたいと思い、本部職として働きながら実務実習指導薬剤師として薬学生の教育にも関わってきました。実際に店舗で薬学生の指導をすることで、薬学生の皆さんが何を感じ、何に悩むのかをより具体的に理解できるようになりましたね。現在は人材採用部部長として人材の採用を担当しています。
Q.
今後のキャリアの展望について教えてください
私のキャリアは、要所で上司がチャンスを与えてくれた結果です。そして、部長職になった今は私がその役割を担うべきだと思っています。現場を大切にする企業文化はいまでもしっかりと根づいており、私も月に1~2回は店舗で薬剤師として働いています。
店舗のスタッフがどんな夢をもっていて、どんな努力をしているのかがわかると嬉しいですし、やりがいがありますね。適性を見極めつつ、一人ひとりに可能な限り成長機会を贈りたいと思っています。
店舗のスタッフがどんな夢をもっていて、どんな努力をしているのかがわかると嬉しいですし、やりがいがありますね。適性を見極めつつ、一人ひとりに可能な限り成長機会を贈りたいと思っています。