みなさんこんにちは松野です。先日、皇后の美智子さんのご実家に行く機会がありました。
周りには各国の大使館が多く、都心部に関わらず近隣には昔の大名の別荘跡地の公園…。
いつかこういう場所に私もお家が欲しい(>_<)と強く強く思いました。
さて、タイトルの【漢方薬に副作用はあるか?】について
みなさんは漢方薬に副作用はあると思いますか?ないと思いますか??
厳密に言うとありません。これは漢方薬が天然のものだからという理由でなく、
漢方の方法論において副作用という概念がないからです。
漢方では副作用(人体に悪影響)が出た場合は誤治、
すなわち診断ミスか投薬ミスとみなされます。
漢方では附子(トリカブトの根)など強い毒性のもの使いますので
使い方を誤ってしまうと死にいたることもあります。
最近多い誤治
漢方で最近多いのが小紫胡湯による事故です。本来の漢方は、脈診が最も重要な診断法で、
これによって陰陽虚実を確かめた上、証を建てなければなりません。
漢方理論に不慣れな医師が、安直に漢方薬を処方することによる弊害も多いようです。
町の薬店でも、医師の処方箋なしで小柴胡湯は買えるので、そちらの方の対応も心配です。
ちなみに、小紫胡湯は半表半裏証用の処方で、病が急性期から慢性期に移行しつつある状態の
体力も中程度には残っている、という患者さん用の薬です
鍼灸治療の誤治
【折鍼】と【肺気種】です。【折鍼】は施術中に針が折れ、体内に残留してしまうこと。
生命に関わることはあまりありませんが、筋肉や神経を損傷して運動障害を起こしたり、
内臓に到達し、外科手術による除去が必要になることがあります。
【肺気種】鍼が肺を傷つけたために、呼吸困難などの不快症状を起こすものです。
患者が死亡した例がいくつかあります。
あん摩マッサージ指圧
過激な治療により、骨折などを起こす例があります。「医療」とはいえませんが、
観光地の按摩で、泥酔したお客に施術して、胃出血や脳梗塞などを発生させることもあります。
漢方薬に副作用がなく、それは誤治です。と言っても、患者から見たら医療過誤に違いはありませんので気を付けてくださいね。