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必見!履歴書記入上の注意その③

転職メッセージ

必見!履歴書記入上の注意その③

2019/02/01

薬剤師の皆さま、こんにちは。

2月に入り、ますます寒さが厳しくなっています。

そしてインフルエンザも相変わらず猛威をふるっていますね。

幸いなことに私の周囲ではまだインフルエンザに罹患した方はいないのですが、引き続き、手洗い・うがいで乗り切っていきたいと思います。

皆さまもどうぞ体調管理にお気をつけください。


さて、今回は「履歴書記入上の注意」について、その③としました。

おそらく皆さまが履歴書を書く際に一番悩まれるのが「希望条件をどう書いたらよいかわからない」という事ではないでしょうか。

「年収金額の希望をストレートに書いても良いのだろうか・・・」

「終業時間や勤務曜日の希望をうまく伝えるにはどうしたらよいでしょうか・・・」

というご相談をよくいただきます。

どう書いてよいかわからないので「空欄」のままで提出した・・・というお話も伺います。


実際には『正社員応募』と『パート応募』では若干ポイントが変ってきますので、できるだけわかりやすくアドバイスをさせていただければと思います。


※尚、このテーマはボリュームがとても大きくなります。今後数回に分けてお届けしますので、御容赦ください。

もしも「今、まさに履歴書記入で困っている」という方はお電話(FD:0800-600-6600)をくださいませ。

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さて、希望条件と一口に申し上げましたが、実際には「勤務条件」と「年収・給与待遇」の2つの要素に大きく分かれます。


今回は『正社員応募の場合の勤務条件の書き方』について簡単に触れてみます。

正社員の方は、そもそもあまり細かい勤務条件を記載することは避けたいものです。

なぜなら採用側としては「細かい勤務条件が無いから正社員として採用する」というのが基本だからです。

また、先輩正社員の方々と大きく異なった勤務条件で入社することは、「あの人は特別な条件で採用された」となって後々人間関係のトラブルに繋がる可能性もありますので、その点もご理解ください。


しかし、そうは言っても「水曜日か木曜日に休みたい」とか、「18:30には退社したい」といったご希望はあると思います。

実際に認めていただけるかどうかは別として、なんとか「希望」を理解してもらいたいものですよね。

その場合は、まず『できましたら』とか『可能であれば』という言葉を添えましょう。

これだけでいくぶん柔らかいニュアンスとなります。

例)可能であれば日曜日と水曜日または木曜日のお休みが希望です。

例)できましたら水曜休みが希望ですが、交替の事情等がありました際は対応可能です。

・・・といった形です。

☓の例)休みは日曜日と水曜日または木曜日を希望。

・・・ぐっと違った印象になりますね。

こうした表現上のちょっとしたことで「そもそもこんな人は不採用」という状況を避け、面接の場で・・・

「では、月に3回は水曜休みで、あと1回は金曜休みではどうでしょうか」

・・・といった提案を採用側が出してくれる場合もあります。

これをOKしていただくと、ご入社後に職場の方から、「月1回金曜日のお休みをOKしてもらって、実はパートの方との兼ね合いで凄く助かった」といった声を聞くこともあるかもしれません。


また、終業(退社)時間についてですが、これは実は勤務曜日の希望よりもずっと「通りにくい」ものとなります。

退社時間に制限がある方を採用しますと、全体のシフトの組み方が難しくなることが一つ。

そして先に申し上げましたように、「同じ給与なのにあの人は早く帰るのはおかしい」という他の正社員から声が上がることを避けたいという理由です。

ですので、「19時までの店舗なのに18:30まで」という場合は、そもそも正社員としての書類審査は通らないと思ってください。

また、複数店舗を運営するチェーン店で通勤範囲の中で「この店舗だけ18時まで」であったという場合も「私は最大18:30で退社したいからこの店舗であれば問題無い」という話が通るかどうかは微妙です。

「今後、他店に異動勤務ができない正社員」という扱いになりますので、よほどの場合でない限りは「見送り」という方向に進んでしまいます。

逆に、もともと勤務時間帯や曜日に制限が無い(その会社の募集要項上の勤務日・休日条件の範囲内でOKという事)場合は、アピールしても良いでしょう。

例)勤務曜日・時間帯については特段の制約はありません。会社の指示に従います。

・・・と記載する事で、実はぐっとアピールになるものです。

これは、同時応募した他の薬剤師の方と実は競合関係になっていた場合などに『勝つ』ポイントになり得ます。


もうひとつ、よくご相談いただくのが、「入社後に旅行の予定があって、あらかじめ休みをもらえるように記載しようと思うが、どうすればよいか」というケースです。

新婚旅行や家族旅行等でお休みをいただきたい場合に、入社後に申し出るよりも面接時に申し出ておきたいという事ですね。

この場合は、希望欄の一番最後(下)に、明確に書きましょう。

あとから「面接時に言った(申請した)、言わない」というトラブルを避けるためにも、具体的な表現をされる事をお勧めします。

例)今年7月24日~29日まで家族(新婚)旅行の予定がすでに決まっております。ご縁がありました際は、この点ご理解をいただきたくお願い申し上げます。

例)今年7月または8月に家族(新婚)旅行の計画を入れたく思っています。御容赦いただけましたら、ご相談の上、できるだけ早く日程を決めますので宜しくお願い申し上げます。

・・・尚、どちらも「有給休暇支給前」のお休みになる事と思います。

振替出勤等の調整がつかない場合は『欠勤』となる可能性もありますので、これはあらかじめご了解ください。


以上、簡単ですがご参考いただければ幸いです。

ご質問も大歓迎です。メール・お電話で遠慮なくご相談ください。


次回は「パートの場合の勤務条件の書き方」についてお届けします。


※私の担当する求人は、こちらをご覧ください。

https://pcareer.m3.com/showConsultantPositionSummary283.htm

皆さまからのたくさんのお問い合わせをお待ちしております!!


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