”緩和ケア”とは?
2014/01/27
みなさん、こんにちは。
エムスリーキャリアの荒木田 由来子です。
先日、弊社 古川から【緩和薬物療法認定薬剤師】についてメッセージを
お送りさせていただいたのですが、
そもそも”緩和ケア”とはなにか?みなさん、分かりますでしょうか?
すでにご存じの方も多いかと思いますが、お話させていただければと思います。
”緩和ケア”とは、簡単に言うと、
主にがんと診断された時から行う、身体的・精神的な苦痛を和らげるためのケアです。
日本人の死因でもっとも多い病気でがんであり、現在、3人に1人ががんで亡くなっています。
【緩和ケアとは?】
緩和ケアとは、病気によっておこる様々なつらい症状を和らげる(緩和する)治療のこと。
体に現れる症状(痛み、だるさ、吐き気・嘔吐など)や、
心の症状(不安や気分の落ち込みなど)が持続すると、
日常生活に支障をきたし、QOL(quality of life:生活の質)の低下につながります。
QOLの維持・向上を目指すために、診断時から症状を和らげることが大切です。
アメリカに比べ日本の緩和ケアへの取り組みは遅れていると言われていましたが、
2007年4月に施行された『がん対策基本法』をきっかけに、
がん診療連携拠点病院の整備が進められ、緩和医療の提供体制、
相談機能が重要な要件のひとつとなって緩和医療の追い風となりました。
さて、
主にがんと診断された時から行う、身体的・精神的な苦痛を和らげるためのケア
とのことですが、『がんに診断された時から行う』と言う点がポイントになるようです。
これまでは、
がんに対する治療が終了するまで苦痛緩和治療は制限し、治療終了後に緩和ケアを行う
でしたが、これからは、
がんに対する治療と並行して緩和ケアを行い、状況にあわせて割合を変えていく
というのが、がんの治療と緩和ケアの考え方のようです。
痛みはがんの早い時期にも遅い時期にもあると言われています。
そういった痛みを軽減することで、患者様自身の自分らしさを保つことに繋がると言われており、
こ薬を処方する薬剤師の役割というものは、非常に大きくなっていきます。
”これからも必要とされる薬剤師”のまさにひとつの在り方かもしれませんね。
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