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★今後注目の導入制度★

転職メッセージ

★今後注目の導入制度★

2013/11/14

みなさん、こんにちは。

エムスリーキャリアの大田 仁美です。

11月も中旬になり、寒さもあっという間に冬らしくなってきましたね。

さて、薬剤師の方を取り巻く環境は、今後も変化していきそうですが、
現在もあちらこちらで色々な取り組みがされています。

その中でも、新しい制度としてよく耳にするのが『リフィル処方箋』と『マイナンバー制度』。
マイナンバー制度については、社会保障と税務分野だけに限定されていますが、
2016年1月から導入が決定しています。

【リフィル処方箋】※導入未定
患者が医師の再診を受けることなく、
処方箋1枚で繰り返し薬局で薬を受け取ることができる仕組みのこと。
齢者の方にとっては、病院に行くだけでも体力を使うことであり、
リフィル処方箋が導入されたら、病院に行く時間が省かれるなどメリットになると言われている。
その一方で、長期において医師の診断にかかることができないなど、
患者様のリスクが高まることも懸念とされているため、
薬剤師が医師の代わりに患者様様の経過観察をし、適正は判断をしていくことが求められる。

【マイナンバー制度】※2016年1月より導入決定
年金・医療保険・介護保険・労働保険など社会保障分野や国や地剛の税務分野で
各制度ごとに管理されている個人情報が共有されるようになる。
今回については、社会保障と税務分野だけに限定されているが、
今後3年後を目処に幅が広がると言われています。
将来的に、医療機関や保険薬局などがバラバラに管理している患者情報が
「マイナンバー」でつながることにより、患者がいつ、どこで、どんな医療を受け、
どんな薬が処方されたのかが一元管理できるようになると言われている。
薬剤師は、患者の具体的な疾患名や症状を見ながら、
薬剤師は医師に疑義紹介や処方提案を行うことが可能になる。

この2つの制度の目的として共通しているのが、
『医療費削減』『薬の適正使用』と言われています。

前者においては、今回は省略いたしますが、後者においては、
高度な薬の知識のみならず、
リフィル処方箋においてはフィジカルアセスメントが必須になり、
またマイナンバー制度で病院との情報共有が可能になれば、
カルテを読解する力も必要になってくるかもしれません。

医療制度の改革、それに伴い、薬剤師の職能はこれからも間違いなく広がっていくはずです。
想像もしていなかった知識、そのための勉強が、今後は、必要になってくるかもしれませんね。

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