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転職しくじり薬剤師 失敗事例に学ぶ「転職活動のポイント」!事例2:他業種への転職編

薬剤師の転職市場は人手不足の“売り手市場”のため、転職先を決めるだけならば比較的容易です。だからこそ、十分に検討しないまま転職先を決めてしまい、「こんなはずじゃなかった…」と早期離職につながる薬剤師が後を絶ちません。転職は人生の一大イベント。せっかく転職するからには後悔したくないものです。そこで、ここでは薬剤師が陥りがちな「よくある転職の失敗パターン」をご紹介します。ベテランコンサルタントのアドバイスと合わせて、後悔しない転職を叶えるポイントを学びましょう。第2回は、「情報収集不足のまま他業種に転職して起こった失敗事例」です。

転職しくじり薬剤師 失敗事例に学ぶ「転職活動のポイント」!事例2:他業種への転職編

転職者プロフィール

氏名 松浦則之(仮名)
年齢 31歳
転職時の都道府県 千葉県
転職時の雇用形態 正社員
転職前の年収 480万円
転職後の年収 500万円
希望条件 患者さんとのコミュニケーションを重視する職場で働きたい

業界研究せずに、誤った先入観をもったまま転職して失敗

思い描いていた働き方とギャップを感じた病院勤務

 私にとって理想の薬剤師像は「患者さんに寄り添える薬剤師」。特に病院薬剤師として病棟業務に憧れをもっていました。しかし、新卒で入職した病院では、5年間は調剤業務のみ。さらに、病棟業務はローテーション制のため、担当できたとしても毎年異動の可能性がありました。一度は病棟業務に従事できたものの、6年目に病棟業務を外れることが決まったため、転職を検討し始めました。

 薬局に勤務している大学の同窓生に相談したところ、「患者さんが自分を頼りに相談しにきてくれてうれしい」「在宅医療は大変だけど、本人や患者家族に感謝されることも多くてやりがいがある」と薬局勤務を勧められました。

 「患者さんに頼りにされる」という彼らの言葉は魅力的で、大きく心を動かされました。いま思うと、典型的な「隣の芝生は青く見える」状態でしたが、当時は薬局に転職すれば、理想の働き方ができると思い込んでいたのです。

業界・企業研究をせず薬局に転職。再び働き方のギャップに苦しむ日々に

 求人サイトで検索したところ、求人を出している薬局は近隣にいくつもあり、年収や勤務時間は病院勤務時代よりも待遇が良いものばかり。
 「薬局の働き方は友だちから一通り聞いたし、特に業界・企業研究はしなくて大丈夫だろう」と、そのまま近くの中小規模の薬局に面接を受けに行きました。
 面接してくれた社長は人当りがよく、薬局の勤務経験がないことについてもネガティブな印象がないようでした。歓迎されていることはうれしかったですし、「患者さん第一主義。在宅医療に力を入れていて、地域社会にも貢献している」とおっしゃっていたので、希望通り患者さんに寄り添って働けると思って転職を即決しました。

 しかし、いざ転職してみると、想像していた働き方とかなり乖離がありました。
 現場ではいかに効率的に処方箋をさばくかが重視されており、「投薬は慣れている人がやるから、松浦さんは調剤に専念してください」と、3カ月近く患者さんとは一言も話せない環境に。服薬指導ができるようになった後も、患者さんの生活環境などをヒアリングしていたら、社長から「無駄話が多い」と叱責されることがたびたびありました。
 また、在宅医療は介護施設しか訪問しておらず、やり取りは専ら介護施設のスタッフのみ。施設訪問を否定するわけではありませんが、在宅医療といえば居宅で患者さんや患者家族とコミュニケーションをとるイメージをもっていたため、ギャップがありました。
 理想の薬剤師像に近づくための転職だったはずが大きく異なる結果になってしまい、再転職を決めました。

コンサルタントの転職アドバイス

業界・企業研究を通じて、ミスマッチを未然に防ぎましょう

松浦さんのように、誤った先入観をもったまま他業種に転職してしまい、ギャップに耐えられず早期離職につながるケースはよく見受けられます。
調剤業務、服薬指導、在宅医療など業務内容自体は一緒でも、実際の働き方は薬局ごとに異なります。特に未経験の業種へ転職する場合、その業種のスタンダードな働き方について把握する「業界研究」、企業ごとの特徴を捉える「企業研究」はいずれも不可欠でしょう。
今回はご友人の働き方を一般的な薬局の働き方と誤解したまま転職したことが失敗の原因でした。事前に転職後のOJTの進め方や在宅医療の訪問先などについて情報収集しておけば、ミスマッチに気づけたかもしれません。
とはいえ、経営者の方針など細かな情報まで自分で調べきるのは至難の業。転職エージェントを利用すれば業界の平均的な働き方はもちろん、これまでの取引実績をもとに各企業の詳細な内部情報を教えてもらえるので安心です。


自分の「理想の薬剤師像」を実現できる職場へ転職

現場の薬剤師と面談し、働き方の「生の声」を聞く

 まず、コンサルタントに勧められたのは、私が理想としている「患者に寄り添う薬剤師」とはどんな働き方なのかを具体的にしていくことでした。
 コンサルタントと一緒に整理した結果は、「患者さんとのコミュニケーションが重視される環境で働きたい」というもの。
 希望を伝えたところ、コンサルタントに「患者へのカウンセリング」「居宅への在宅医療」に注力している職場がマッチしているのではないかと提案していただきました。

 このように求人探しの時点でコンサルタントに助けていただきましたが、最もメリットを感じたのは、面接のとき。
 面接と合わせて「店舗見学」と「現場の薬剤師との面談」ができるよう調整していただきました。実際に患者さんとどのようにコミュニケーションをとっているか、就職後OJTはどのように進むかなど、細かい点まで生の声を聞けたことで、安心して転職することができました。

患者から信頼される「かかりつけ薬剤師」として活躍

 新しい職場での勤務は3年目になりました。研修認定薬剤師を取得し、かかりつけ薬剤師として働いています。
 在宅医療のなかで医師や看護師とコミュニケーションをとる時に病院勤務時代のノウハウを生かせることも多く、経験が血肉になっていることを実感しています。
 これからも、患者さんに寄り添える薬剤師をめざして努力していきます。

コンサルタントの転職アドバイス

店舗見学、職場の薬剤師との面談でより“リアル”な情報収集をしましょう

コンサルタントは企業の内部情報など事前にできる限りの情報をお伝えします。しかし、最終的には本人が自分の目で見て、肌で感じたことが最も信用できるはずです。
そのため、実際の働き方を知るうえで、店舗見学や現場の薬剤師との面談をおすすめしています。特に現場の薬剤師は転職すれば同僚になるわけですから、この時点で相性が悪ければ人間関係のミスマッチを予防できるメリットもあります。
店舗見学や面談について自分で交渉するのが難しい場合は、コンサルタントに依頼していただければ調整いたします。


まとめ

未経験の業種への転職で失敗しないためのポイントは、次の2点でした。

  • 業界・企業研究を通じて、誤った先入観を正す
  • 年店舗見学や現場の薬剤師との面談で実際の働き方を把握

 未経験の業種への転職には不安がつきもの。
 薬剤師専門の転職エージェントを利用して、サポートを受けながら転職活動を進めることをおすすめします。

 コンサルタントはいずれの業種についても精通している薬剤師転職の専門家ですし、面接日程の調整などスケジュール管理も任せることができます。
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